自分が読んだ戦争を題材にした物語
テレビでも戦争に関する番組・特集が放映されはじめ、日本の夏を感じる時期になりました。
ただ残念なのはたいした番組がないこと、放送局が力を入れて取り組んでいないこと。
結局視聴率を手っ取り早く稼げるものが多くなっているんですよね。
今回は私が読んだことのある戦争を題材にした作品を紹介していこうと思います。
新刊で手に入れにくい作品もありますが、夏休みの課題図書ということで挙げてみました。
話はそれますが、昔読んだ思い出の本が手に入れられず他の人に勧めることができないことが多々あります。
生産コストの問題もあるでしょうが、オンデマンド印刷などで手に入れることができないものでしょうか?いくら良い本だといっても読むことができなければ意味がない、このままでは過去の豊かな資産が消失してしまいます。
■ 戦争のつくりかた
戦争がどのようにつくられていくのかを絵本の形式で語っていく作品です。舞台は日本、今からどのような手続きを踏めば他国と戦争ができるのかを淡々と伝えています。
実はこの作品買って読んでいません、立ち読みです・・・。
インターネット上でこの作品のWeb版がありそちらを読みました。他にもPDF版やiモード版などもあります。くわしくはリボン・プロジェクトのホームページをご覧下さい。
戦争のつくりかた
りぼん・ぷろじぇくと
価格:¥ 630(定価:¥ 630)
単行本
出版社: マガジンハウス ; ISBN: 4838715439 ; (2004/07/27)
舞台は第1次世界大戦、戦地で負傷し両手両足、目、鼻、口、耳を失った青年の物語です。戦争の運気が高まる度に発禁になってしまうという問題作です。作者自身の手によって映画化もされています。
以前のブログでも書いた、「イヤな感覚」にさせてくれる作品です。
思い入れが強い作品なので、ちゃんとした紹介は近いうちにしようと思います。
ジョニーは戦場へ行った
ドルトン・トランボ 他
価格:¥ 500(定価:¥ 500)
文庫
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4042292011 ; (1971/08)
■ 終りに見た街
ごく普通の家族が終戦間際の日本にタイムスリップをしてしまうというストーリー。衝撃的なラストシーンが待っています。
テレビ朝日系でドラマ化もされ、1982年08月16日に放映されたようです。昔このドラマを見て、最近になって原作を読みたくなり探しました。おそらく絶版になっています。私自身も古本屋で入手しました。
ちなみに復刊リクエストが出ています。
終りに見た街
山田 太一
価格:¥ 357(定価:¥ 357)
文庫
出版社: 中央公論社 ; ISBN: 4122011205 ; (2000/00)
■ 23分間の奇跡
戦争に負けたある国の小学校に新しい先生が赴任してきた。その最初の授業で先生が語ったこととは?
わずか23分間の授業で子供達の価値観がかわっていく様子が描かれています。
フジテレビ系「世にも奇妙な物語(1991.12.26)」でドラマ化もされており、主演は賀来千香子さんです。
舞台は戦争直後ですが、国家・思想・教育・洗脳といったものをテーマとした作品です。
23分間の奇跡
青島 幸男
価格:¥ 460(定価:¥ 460)
文庫
出版社: 集英社 ; ISBN: 4087493571 ; (1988/07)
(番外編)
■ ガラスのうさぎ
番外編としたのは、この作品を読んでいないからです。
この作品は映画化されており、自分が小さいときには毎年といっていいほど、どこかしらで上映されていました。しかし残念ながらストーリーをしっかりと思い出せません。
この作品、最近のニュースで知ったのですがアニメ化されるようです。
ガラスのうさぎ
高木 敏子 他
価格:¥ 1,155(定価:¥ 1,155)
単行本
出版社: 金の星社 ; ISBN: 4323070128 ; (2000/03)
▼文庫版
ガラスのうさぎ
高木 敏子 他
価格:¥ 567(定価:¥ 567)
新書
出版社: フォア文庫の会 ; ISBN: 4323010079 ; (1980/01)
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