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2004.09.03

頭がいい人、悪い人の話し方 を読んだ

大阪に出張に行った帰り、新幹線で読む本として新大阪のキヨスクで買ったのがこの本です。
乗車までに時間が5分ぐらいしかなかったので、店頭に平積みしてあったのを中身を確認せず買いました。

結論から言うと、「本はちゃんと中身を確認してから買いましょう」ということでしょうか。

この本は、頭の悪い(と受け取られる)話し方のサンプルを集めたものです。
「道徳的説教ばかりをする」「他人の権威を笠に着る」といったようなタイプを40ほど挙げ、それぞれどういったタイプなのかを説明、そして『周囲の人の対策』と『自覚するためのワンポイント』を教えてくれます。

ここに書いてある事を反面教師として自分の話し方に気をつけましょうというのが、この本のねらいのようです。

全体を通して、あるオジサンが気に入らない人たちについて推測を含めてあれこれいちゃもんをつけている印象を持ちました。
例えば、最初の「道徳的説教ばかりをする」という項目では、ひととおり問題点を指摘したあと、「この種の人々は、(中略)若い頃は不道徳な遊び人だったことが多い」といい、「この種の人は、飲むと必ず自分の苦労話を始める」と話を続けます。
確かに道徳的説教をする人にはそういう人もいるでしょうが、説得力(客観性)に欠けています。

また、『周囲の人の対策』としてそれぞれのタイプ毎に対策を示しているのですが、ほとんどの場合が「黙って耐えるしかない」「口先だけあわせて機嫌をとっておくべき」「さっさと逃げ出したほうがいい」といったようにやり過ごすアドバイスです。
他人のふり見て我がふり直せという本なので、相手にどう対応するかについては無くてもいいのかもしれませんが、それにしても発展的なアドバイスではありません。

他にも(これは直接内容とは関係ないのかもしれませんが)、女性がするならまだ分かるが男性がこのタイプだと良くないといった発言や深読みするとセクハラと受け取られるような発言があり、著者に対する信頼性が低くなりました。

ここに挙げられているタイプは確かに納得できるものばかりですが、中身を読んでもそれほど新しい発見はできませんでした。
この本を読んで頭の悪い話し方はしないようになるかも知れませんが、頭のいい(と印象づけられる)話し方はできないと思います。
(2004/08/02読了)

頭がいい人、悪い人の話し方
頭がいい人、悪い人の話し方
樋口 裕一
価格:¥ 750(定価:¥ 750)
新書
出版社: PHP研究所 ; ISBN: 4569635458 ; (2004/06)

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