Amazon.co.jpのバーコードリーダー
Amazonが、ケータイ向けサービス“Amazonモバイル”と、NTTDoCoMoのカメラ付きケータイのバーコードリーダー機能を使った新サービスの“Amazonスキャンサーチ”の提供を開始したようです。
平たくいうと、ケータイ向けサイトのリニューアルと、ケータイで読みとったバーコードの商品をサイトで表示できるiアプリの提供という事でしょうか。
<ニュースソース>
“Amazon.co.jp”、携帯電話向け新サービス“Amazonモバイル”を提供開始(ASCII24)
お店でパシャリはOK? Amazon、商品バーコードをカメラで読み取るiアプリ(ITmediaモバイル)
早速、アプリをダウンロードして手元にあった本のバーコードを読みとってみました。しっかり商品が表示され、カートに入れるかどうか聞いてきました。
・・・と、ここでふとした疑問。
欲しい本のバーコードってどこで読みとればいいの?
わざわざ書店でバーコードを読みとるぐらいなら、その場で買った方が良いだろうし、最近だとカメラ付きケータイを書店で使うのは「デジタル万引き」に疑われるんではなかろうかと。
ASCII24の記事では利用シーンについて、「消耗品の注文」や「友人が持つ商品の注文」などとしていますが、『アマゾン=本』という頭があるので消耗品といった発想がピンときません。友人が持っている本であれば借りるというのが現実的だと思いますし。
まぁ、こんな事を考えていたら、スラッシュドットにもトピックがありました。
ちなみに自分自身の本の購入行動は、(1)アマゾンで本を探す、(2)ピックアップした本の情報をケータイにメールで飛ばす、(3)書店に行きケータイのメールをみながら該当する本を探す、(4)本を立ち読みして良さそうなら、その場で購入、(5)辞書などの重い本や、急いで買わなくてもいい本、大量に購入する場合(あと、ちょっと恥ずかしい本)はアマゾンで購入。といった具合です。普通に本屋で探す場合は4の行動からですね。
こういった行動から考えると、現場でバーコードを使って何かするという需要は自分にはなさそうです。
それよりも、(電波が届かない場合もあるので)アプリでウィッシュリストが表示されたり、自宅の蔵書データーベースを作成するのにケータイのバーコードリーダー機能を使うことが出来た方がありがたいですね。
蔵書データーベースはなかなか作る気にならないですが、バーコードなら簡単だし、それが外部からアクセスできたら2重購入というヘマをしなくてすみますしね。
・・・どこかにそういった蔵書データーベースはないですかね?アマゾンさんが作ってくれれば一番なんですが。
それと今回のバーコードリーダー機能ですが、書籍のバーコードって2つあるんですよね。しかもすぐ近くに。
どっちを読みとればいいのか一瞬悩むのと、カメラを近づけると両方とも写ってしまい正しくコードが認識されません。
なので、アマゾンで購入するための手順は少ないかもしれませんが、読みとる手順に神経を使います。
あと、もう一つアマゾンさんへの要望。
アカウントの統合を出来るようにして欲しいこと。
訳あって、購入用とアソシエイト用の2つのアカウントを作ってしまったのですが、これを統合したいんですよねぇ。
もう一つ余談で、今度はiアプリの要望。
ケータイでテレビ番組のGコード録画予約をしたい。
インターネットTVガイドの有料サービスにはあるんですよね。でも、近く発売のFOMAの901シリーズにはそれらしきアプリがプリインストールされているようですし。・・・月額210円をケチる必要は全くないんですけどね。
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コメント
うちの近所でも、携帯撮影は万引きと見做すという張り紙がありました。でも、なんとなくアイデアを刺激されるニュースでしたね。
投稿: 夏川 | 2004.11.26 18:45
コメントありがとうございます。
まだ、様子見の段階なんだと思いますね。どの方向に可能性があるのかどうか。
でも、アマゾンがネットショッピングにもたらした影響を考えたら、これからすごいことをやってくれそうな気がします。
蔵書リストは、時間があれば作るんですけどねぇ~。
投稿: すきま | 2004.11.29 09:21