がんばっていきまっしょい を読んだ
田中麗奈さん主演の映画「がんばっていきまっしょい」のDVDを買ったきりで観ないとなぁと思いつつ、ドラマの「がんばっていきまっしょい」が無事?終了しました。
・・・ドラマについては以前『ファイトの視聴率と民放ドラマ』で書いたとおりです。
今回、読んだのは幻冬舎の文庫本ですが、巻末の情報によるとオリジナルの単行本に大幅に加筆修正してあるとの事です。
オリジナルの単行本を読んでいないので、どのあたりがどう変わったのか分かりませんが、テレビドラマ化に際してテレビドラマにあわせるように修正されているとしたら残念です。何となくそんな気がするのですが・・・。
悦ネェこと主人公の篠村悦子の屈折した感情に青春だなぁと共感し、高校生活のいろいろなイベントが懐かしく感じられました。舞台となった高校の校風が良いんですよね。歴史の浅い高校だったので、ちょっとあこがれます。
いろいろなエピソードが、じんわり伝わってくるような作品でした。ハラハラ、ドキドキというのではなく、まさに青春の1ページ1ページをめくっていくような感じでした。
ドラマと違い周りのキャラクターのエピソードをいちいち描く必要が無いですが、それでもヒメを初めとする周りを取り囲むメンバーの何気ない一言がスパイスとなり、ドラマを盛りたてています。
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